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ニホンモニター株式会社

テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニター株式会社(本社:東京都港区浜松町、代表取締役社長:韮澤美樹)は、2010年1月時点でのテレビCMの地上デジタル放送対応状況に関する調査結果をまとめました。

2011年7月に予定されている地上デジタル放送(以下:地デジ)への完全移行まで残り1年半となり、最近では番組のみならず、アスペクト比が16:9のHDサイズに合わせて放映されるテレビCMも頻繁に見かけるようになり、テレビ放送・広告業界の動きも一層慌しくなってきたように感じます。そこで、テレビCMの出稿調査を手掛ける弊社は16:9のサイズで放映されているテレビCMの本数割合をカウントすることにより、テレビ広告業界の地デジへのCM移行準備状況を独自の調査で分析してみました。

【調査概要】
  • 調査期間:2010年1月1日から2010年1月31日までの一ヶ月間
  • 対象局:日本テレビ/TBS/フジテレビ/テレビ朝日/テレビ東京(東京地区オンエア分)
  • 調査方法:調査期間内に新たにオンエアされたアスペクト比16:9のCM素材をカウント/改訂素材は除く

(すべてニホンモニター調べ)

16:9サイズで放映されているテレビCMの割合

全体的な割合では約37.2%のCMが地デジを意識した16:9サイズで放送しているという数値が算出されました。一概に比較にはなりませんが、現在の地デジ普及率69.5%(総務省・2009年9月現在)に比べると、CMに関してはまだ各企業の対応が本格化していないように思われます。また、同データを商品カテゴリー別で抽出してみたところ、16:9サイズに対応している比率が最も高いのは家電製品の83.3%、逆に最も低いのは外食産業の4.5%と、取り扱う商品により移行率に大きな差が出ていることが同調査で明らかになりました。

家電製品CM 外食産業CM

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