報道関係者各位

ニホンモニター株式会社

テレビ放送の内容調査・効果測定を行うニホンモニター株式会社(本社:東京都港区浜松町、代表取締役社長:韮澤美樹)のテレビスポーツ情報研究所は、2005 年~2009 年のスポーツ競技種目別のテレビ報道量の推移をとりまとめました。

◆競技の活躍+周辺話題で報道量が増減◆

テレビの報道は例年、競技そのものの開催数やチーム・プレイヤーの活躍以外に、直接競技とは関係ないブーム・事件などでも報道量を押し上げています。

2009 年の報道量上位7 競技の5 年間比較をみると、2006 年のトリノ冬季オリンピック、野球の第1 回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、サッカーのワールドカップが、競技中心話題として「フィギュアスケート」「プロ野球」「MLB」「サッカー」の報道量増加の要因となりました。

また2006 年の斎藤祐樹投手(当時:早稲田実業高)の”ハンカチ王子”ブーム、2007 年・2008 年の大相撲の度重なる不祥事(朝青龍の”仮病疑惑”問題、力士急死問題、大麻所持問題など)が、直接関係ない話題としながらも、「アマ野球」「相撲」の報道量を増加させています。

◆2009 年キーワードは「WBC連覇」「石川遼選手」◆

2009 年の報道量を左右させたキーワードは、ズバリ”WBC連覇””石川遼選手”といえます。まずは野球の第2 回WBC。前年の監督人事から関心が高く、メンバー発表、強化試合、第1 ラウンド~第2ラウンド~決勝ラウンドと苦しみながら進み、北京オリンピックでの屈辱をも晴らし大会連覇を果たしたことで、序盤の最大のスポーツイベントとして国民が熱狂しました。開催された3 月の「プロ野球」「MLB」報道量は前年の3 倍以上となり、年間の報道量も大きく押し上げる結果となりました。

また前年までは人気先行の感もあったプロゴルフの石川遼選手は、2009 年シーズン着実に勝利数を伸ばし、プロ2 年目・18 歳で最年少賞金王に輝きました。国内22 試合出場で予選落ちがわずか2 回と安定した活躍だったこともあり、試合での活躍や周囲のフィーバーぶりが年間4,000 を超える番組で紹介されました。

2 年連続となる日本プロスポーツ大賞を始め数々のアワードに輝き、まさに2009 年スポーツ界の顔といえる石川選手の活躍により、「ゴルフ」報道量は前年の70%増となりました。

【調査概要】
  • 調査期間:各年1月1日~12月31日放送分
  • 対象局:NHK総合・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京(全て東京地区オンエア分)

今回発表のデータを含め、2009 年のスポーツ関連のテレビ放送内容を集計・分析した『テレビスポーツデータ年鑑2010』を、2010 年3 月31 日(水)に発刊いたします。

2009 年のスポーツ中継データ、報道データや注目アスリート分析、スポンサーシップの効果測定など、豊富なデータを掲載した唯一無二の資料となっております。

テレビスポーツデータ年鑑2010

(ISBNコード 978-4-9904139-2-7)

  • 【発刊日】 2010 年3 月31 日
  • 【体裁】 A4 判・モノクロ・全200 頁
  • 【発行/企画】 ニホンモニター株式会社・テレビスポーツ情報研究所
  • 【定価】 20,000 円(消費税別)

テレビスポーツデータ年鑑2010

資料の詳細や購入申込みは弊社ホームページをご覧ください (http://www.n-monitor.co.jp/

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