報道関係者各位

ニホンモニター株式会社

テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニター株式会社(本社:東京都港区浜松町、代表取締役社長:韮澤美樹)は、2010年3 月の最終土曜と日曜に行なわれたスポーツイベントの報道量に関する調査結果をまとめました。

2010 年3 月27 日から28 日にかけて、女子のフィギュアスケート世界選手権やWBC世界フライ級王者統一戦など、ライバル達の因縁の対決を中心とした注目のスポーツイベントが満載でした。それらの報道状況を探るべく、テレビ報道・情報番組のスポーツコーナーで取り上げられた先週末のスポーツイベントの出稿量データを独自の調査で集計し、テレビメディアの注目度を分析してみました。

【調査概要】
  • 調査期間: 2010年3月27日から2010年3月29日(12:00まで)
  • 対象局: 日本テレビ/TBS/フジテレビ/テレビ朝日/テレビ東京(東京地区オンエア分)
  • ■備考: 主要スポーツイベントの結果や話題を抽出

(すべてニホンモニター調べ)

テレビ報道・情報番組 出稿結果一覧
種目 出稿時間 出稿番組数 備考(主な大会や出場選手)
プロ野球 4時間22分 43番組 セ・リーグ、パ・リーグ試合結果
MLB 0時間31分 11番組 松井秀喜、イチロー
野球(その他) 0時間51分 28番組 選抜高校野球選大会など
サッカー 1時間58分 29番組 ロシアプレミアリーグ(本田圭佑)/Jリーグ試合結果
フィギュアスケート 3時間12分 55番組 女子フィギュアスケート世界選手権 (浅田真央vs.キム・ヨナ)
大相撲 1時間42分 38番組 春場所千秋楽 (白鵬vs.把瑠都)
ゴルフ 0時間39分 19番組 米国ツアー (石川遼)
ボクシング 0時間33分 12番組 WBC世界フライ級王座統一戦 (亀田興毅vs.ポンサクレック)
その他 0時間47分 16番組 F1など
合計 14時間32分

出稿時間

出稿番組数

テレビメディアへの出稿時間では、26 日に開幕したセ・リーグの話題が牽引したプロ野球に関する報道が、スポーツニュース全体の3 割を占めるダントツの出稿量でした。

また、話題が取り上げられた番組数では、ライバルのキム・ヨナ選手を破り、先日のバンクーバー五輪の雪辱を果たして2 年ぶりに女王に返り咲いた、浅田真央選手の女子フィギュアスケート世界選手権大会の話題が4 割超の報道・情報番組で取り扱われ、先週末のテレビメディアで最も注目されたスポーツイベントとなりました。

その他にも、2 場所ぶり13 度目の優勝を果たした横綱白鵬と、大関昇進を目指すエストニア出身の把瑠都の活躍が注目された大相撲春場所の千秋楽や、サッカーではロシア・プレミアリーグで本田圭佑選手がゴールを決めるなど、注目選手の活躍に比例してテレビメディアの出稿も増える結果となりました。

一方、惜しくもWBC王者から陥落した亀田興毅選手の世界フライ級王座統一戦のテレビメディア出稿時間は僅か33 分と、実際の勝負同様、試合後の注目度も明暗が分かれたようです。

≪ この件に関するお問合せ先 ≫

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