報道関係者各位

ニホンモニター株式会社

メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社(東京都港区浜松町、代表取締役社長:韮澤美樹)は、人気のニュースポータル「Yahoo!トピックス」と「LINE NEWS」を対象に、2016年1月~11月の間ニュースに登場したタレントを調査し、合計数によるランキングをまとめました。

▼ 2016 タレントネットニュース登場回数ランキング
順位 タレント名 合計 Yahoo!
トピックス
LINE NEWS 主な登場要因
1 ベッキー 538 130 408 ミュージシャン・川谷絵音との不倫交際報道~休業~芸能活動復帰 ほか
2 川谷絵音
(ゲスの極み乙女。/ indigo la End)
326 94 232 ベッキーとの不倫交際報道、活動自粛 ほか
3 中居正広
(SMAP)
280 61 219 SMAP解散騒動、自身の冠番組におけるベッキーのテレビ復帰で聞き手役、熊本地震で被災地訪問 ほか
4 りゅうちぇる 187 6 181 イベント出演、テレビ番組出演、Twitter・Instagram投稿 ほか
5 木村拓哉
(SMAP)
168 57 111 SMAP解散騒動 ほか
6 松本人志
(ダウンタウン)
163 15 148 「ワイドナショー」 ほか出演番組におけるコメント ほか
7 指原莉乃
(HKT48)
162 18 144 「AKB48選抜総選挙」で史上初の2連覇達成、出演番組におけるコメント ほか
8 藤田ニコル 161 3 158 イベント出演、テレビ番組出演、Twitter・Instagram投稿 ほか
9 狩野英孝 145 15 130 タレント・加藤紗里との交際~二股→六股交際騒動 ほか
10 北川景子 140 21 119 DAIGOとの結婚、主演ドラマの話題 ほか
( 敬称略 )

 

【 調査概要 】
    • ▼ 調査項目:ニュース記事中のタレント名 登場回数(1記事1カウント)
    • ▼ 調査期間:2016年1月1日~2016年11月30日
    • ▼ 対象サイト:「Yahoo!トピックス」及び「LINE NEWS」(全カテゴリー)

 

  • ※現役スポーツ選手、故人は除く
  • ※グループ所属タレントについてもあくまで本人のタレント名をカウント対象とする
  • ※犯罪に関連するニュースはカウント対象としない
  • ※番組名に名前が含まれているだけの (記事中に一個人としての記載がない) ニュースはそのタレントのカウント対象としない
  • (参考)各サイトの記事量Yahoo!トピックス:1日平均約100記事 / LINE NEWS:1日平均約150記事

 

▼ ベッキーさんの活動休止~復帰、SMAP解散騒動…大きく揺れた2016年エンタメニュース

2016年最も多く登場したタレントは、ベッキーさん ( Yahoo!トピックス:130回 + LINE NEWS:408回 = 計538回 )。不倫交際報道が大きな話題となり上半期だけで登場回数が400回を超え、下半期も「27時間テレビ」での電話出演や、「ワイドナショー」出演でのコメント、SNS投稿を受けての反響など、芸能活動再開へ向けた動きの一挙手一投足に注目が集まった。同じくスキャンダルが話題となったタレントでは、ミュージシャン・川谷絵音さんが2位に続き、狩野英孝さんが9位という結果になった。また、上半期にDAIGOさんとの結婚報道が大々的に取り上げられた北川景子さんは、7月~9月にかけて主演を務めたドラマが話題となり10位にランクインした。

3位は中居正広さん ( Yahoo!トピックス:61回 + LINE NEWS:219回 = 計280回 )。SMAP解散危機報道や熊本地震の際の支援活動などにより多く登場した上半期以降もSMAP解散決定報道など注目は途切れることがなく、また、通年でテレビ番組でのコメント等がニュースとなった。5位の木村拓哉さん ( Yahoo!トピックス:57回 + LINE NEWS:111回 = 計168回 )も同様の傾向で、ラジオ番組でのファンへの謝罪が反響を呼ぶなど、騒動に関する話題が中心となった。
6位の松本人志さん( Yahoo!トピックス:15回 + LINE NEWS:148回 = 計163回 )と、7位の指原莉乃さん( Yahoo!トピックス:18回 + LINE NEWS:144回 = 計162回 )はレギュラー番組でのコメント等を元にしたニュース記事が多く、2015年に引き続き注目度を保った。

今回のランキングで注目したいのが、4位のりゅうちぇるさん ( Yahoo!トピックス:6回 + LINE NEWS:181回 = 計187回 )と8位の藤田ニコルさん( Yahoo!トピックス:3回 + LINE NEWS:158回 = 計161回 )。
両氏とも上半期にはランクインしていないが、CM出演・イベント・テレビ番組など話題が幅広く、Twitter、Instagram、AbemaTVなどインターネット由来の話題でも登場し、メディアの垣根を越えて注目を集めたのが特徴である。
SNSに着目すると、『Instagram』という単語を含んだニュースの件数が、2015年は約700件だったのに対し2016年は約1600件と大幅に増えており、Twitter(年間約2000件)に次いで存在感を示してきている。
また、2016年4月開局したAbemaTV内の番組では両氏ともそれぞれMC、キャスターで出演しており、こういった状況も躍進の大きな要因であると考えられる。

1月から衝撃的なニュースが多かった2016年のエンタメニュースだが、終盤はピコ太郎さんの『PPAP』や、新垣結衣さんの『恋ダンス』など明るいブームも生まれた。ピコ太郎さんはわずか2ヶ月で90回、新垣結衣さんは上半期2回に対して下半期は88回と大幅に増加。いずれもYouTubeが関連している。ネットメディアの成熟がタレントのネットニュース登場回数にどのような影響を及ぼすのか、今後も注目していきたい。

< この件に関するお問合せ先 >

  • ニホンモニター株式会社 メディア露出分析課 青山 / 田野
  • 〒105-0013 東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル2F
  • TEL: 03‐3578‐6800 (代)
  • FAX : 03‐3578‐6822
  • E-mail : mkt2@n-monitor.co.jp
  • URL : http://www.n-monitor.co.jp/