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メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社（本社：東京都港区浜松町、代表取締役社長：韮澤美樹）は、２０１５年１月～１１月のＣＭ出稿状況を基にした『２０１５タレントＣＭ起用社数ランキング』をまとめました。

【 調査結果 】

▼男性タレント ～嵐の勢い止まらず！相葉雅紀さんが単独首位、櫻井翔さんと二宮和也さんが続く！～

今年は嵐のメンバーが上位を占める結果となった。１２社に起用され、男性部門単独首位を獲得したのは、相葉雅紀さん。続いて櫻井翔さんと二宮和也さんが１１社、大野智さんは１０社、松本潤さんは９社と、それぞれがグループの枠を越えて個人でも活躍し、ＣＭ界の中心に立ち続けている。また、１０社起用では俳優の西島秀俊さん、スポーツ界から昨年、年間首位の元プロテニスプレイヤー・松岡修造さんと同じくテニスの錦織圭選手が昨年に続いて上位をキープしている。次いで９社に起用されたのは、嵐と同じジャニーズ事務所からＶ６の岡田准一さん、８社では落語家の笑福亭鶴瓶さん、俳優の松坂桃李さん、向井理さん、関ジャニ∞の村上信五さんがランクインし、三代目 Ｊ Ｓｏｕｌ Ｂｒｏｔｈｅｒｓの登坂広臣さんも上半期に続き年間でも初登場した。７社では阿部寛さん、有吉弘行さん、妻夫木聡さん、松重豊さん、サッカーの本田圭佑選手がランクインした。

▼女性タレント ～上戸彩さんが上半期に続いて逃げ切るが、１社差で４名が続く混戦～

女優の上戸彩さんが、男女総合でもトップの１３社に起用され、２０１０年以来の年間女王の座についた。出産後、テレビ朝日「Ｍ—１グランプリ２０１５」の司会でテレビ復帰を果たし、更なる活躍が期待される。次いで１２社起用の２位には上半期初登場の広瀬すずさんが年間でもランクインし、ランキング常連の杏さん、２年連続ランキング入りした有村架純さん、山本美月さんが名を連ねた。昨年、年間首位のローラさんは１１社でランクインし、存在感を示している。１０社以下では大島優子さん、綾瀬はるかさんなどの常連組が名を連ねる中、９社起用で女優の木村文乃さん、吉田羊さんが初登場した。両者ともにドラマ・ＣＭに引っ張りだこの一年となり、１２社起用の広瀬すずさんとともに今年の顔と言えるだろう。

▼総括と展望 ～２０１５年ブレイクタレント＆２０１６年注目のタレントは？～

• ・男性タレント
• 個性派俳優の吉田鋼太郎さんが４社、ムロツヨシさんが３社起用と、若手俳優が台頭する中で独特の存在感を示した。両者とも若手に引けを取らない存在感と硬軟自在な演技力で更に起用社数が伸びるのではないか。スポーツ界からは元フィギュアスケート選手の織田信成さんが６社に起用され、上位進出が手の届くところに来ている。引退後大ブレイクし、今や上位常連の松岡修造さんに続くことができるか注目したい。また、同じフィギュアスケート界からは羽生結弦選手も６社に起用された。２０１８年平昌オリンピックへ向けて今後の活躍次第では、２０１３年まで５連覇したゴルフの石川遼選手のように一気に上位進出も考えられる。

• ・女性タレント
• ２０１５年は広瀬すずさん、吉田羊さんのように彗星の如く上位進出する女優が現れた一方、ＮＨＫ朝ドラ出演者の勢いが引き続き止まらない一年でもあった。その中でも「マッサン」出演のシャーロット・ケイト・フォックスさんは６社に起用され、ブロードウェイミュージカル「ＣＨＩＣＡＧＯ」にも出演するなど、大きく羽ばたいた一年となった。来年は視聴率も好調の「あさが来た」主演の波瑠さん、次回「とと姉ちゃん」主演の高畑充希さんの次期上位ランクインが予想される。さらに女性モデルでは佐藤栞里さんが今後注目の一人。バラエティ番組等では天真爛漫な魅力を振りまく彼女、来年はＣＭ起用に結びつくのではないか。

【 調査概要 】

• ▼ 調査項目： テレビＣＭに出演している男女タレントの起用社数ランキング
• ▼ 調査期間： 2015年1月1日～2015年11月30日
• ▼ 対象局： 日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ （東京地区地上波オンエア分）
• ▼ 備考： 番組宣伝、本人出演のドラマコラボＣＭ、本人出演のＣＤ/ＤＶＤ/ゲーム・楽曲配信・映画ＣＭ、楽曲ＰＶ内出演、ナレーションのみでの出演等は除く。
  社数の集計は、各タレントの「契約期間」ではなく、「出演したＣＭが実際に放送されたかどうか」でカウントした。